子供のマネー教育の重要性について
子供のマネー教育は必要なのか?
子供のマネー教育について、人によっては子供にお金のことを任せると失敗するとか、もう少し大人になってから覚えたらいいとか考える人もおりますが、私はなるべく早めに始めたほうがいいと思っております。皆さんは18歳になったばかりのとき、急に車を運転はできたでしょうか?ほとんどの方がノーと答えるのではないでしょうか。まずは教習所に通い、運転技術や交通ルールを学び、教官と一緒に公道で運転したりして、晴れて免許証をとって一人前に運転できるようになるわけです。お金のことだって一緒です。人はやったことがないことを急にできるわけはないのです。そのため、私は小さい頃から年齢に応じてマネー教育をして、お金の大切さやルールを学び、子供が社会に出たときには初心者マークを付けれるぐらいにはお金のことを知っておく必要があると考えるわけです。
いつから始めたほうがいいのか?
お金の教育についていつから始めたほうがいいのかという質問をよく受けますが、お金で物を売り買いするということが理解できたときが教育を始めてもいいというサインだと考えています。例えばうちの子は現在2歳半で、おみせやさんごっこで店員さんをやったときに商品を売ったら、お金をもらうということを理解しているので、マネー教育をスタートしています。早すぎないかという意見もありますが、小さい頃に身に着けた習慣は大きくなってからなかなか変えられないので、今のうちにいい習慣を身に着けておくことで、後で苦労が少なくなります。さらに、大人になってからの何百万円の失敗と比べ、小さい頃のお金の失敗は何十円、何百円で済むので、失敗しても温かく見守っていられます。
何から始めたらいいのか?
年齢に応じてやったほうがいいことは変わると思いますが、①お金の大切さ、②親への感謝の気持ちについては、どの年齢でも知っておいたほうがいいことなので、私はそこから伝えるようにしています。具体的な方法として、職場体験などで親がどういう仕事をしてお金を稼いでいるかを見せるのが一番ですが、会社員の方は職場に子供を連れていくのは難しいと思います。その場合、子供たち自身が働き、お金を稼ぐことの大変さ難しさを疑似体験してもらう方法もあります。例えば、「キッズフリマ」、「キッザニア」、弊社で開催している「おみせやさんごっこ」など活用してみてはいかがでしょうか。